薬害肝炎は、血液製剤によるC型肝炎の感染被害です。肝炎患者の検査・治療・研究体制の充実を目指して活動しています。当ブログでは原告・弁護士たちから情報発信していきます。
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お知らせなど
このブログは、薬害肝炎東京弁護団の弁護士が管理しています。

● 東京弁護団は、関東甲信越、北海道、静岡の一部を主に担当しています。
 弁護団員には、群馬、神奈川、千葉、静岡、北海道の弁護士もおりますので、弁護団事務局までご相談下さい。

● 2008~09年度に厚生労働省で薬害肝炎に関する検討会・委員会が行われています。

厚生労働省HPの
 「薬害肝炎事件の検証及び再発防止のための医薬品行政のあり方検討委員会」
 「フィブリノゲン製剤投与後の418例の肝炎等発症患者の症状等に関する調査検討会」
の部分をご覧下さい。

● 2008(平成20)年1月11日、第168回国会にて薬害肝炎救済法案が成立し、同月15日、薬害肝炎全国原告団は、国と基本合意を結びました。
 また、2009(平成21年)11月30日に、肝炎対策基本法が成立しました。
 これまでのご支援、誠に有難うございました。

 今後は、基本法の趣旨を踏まえ、350万人の肝炎患者のための検査・治療・研究体制がより充実されるよう、活動していきます。

B型肝炎の方へ
 集団予防接種によるB型肝炎感染被害の疑いがある方は、当弁護団ではなく、B型肝炎訴訟弁護団にご相談下さい。
B型肝炎訴訟弁護団
http://www.b-kan-sosho.jp/
全国B型肝炎九州訴訟弁護団
http://www.hbvq.info/

薬害肝炎弁護団リンク
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薬害肝炎九州弁護団HP
九州弁護団事務局長ブログ
薬害肝炎弁護団神奈川支部HP


薬害イレッサ大阪判決後の第2波行動の予定
薬害イレッサ大阪判決後の第2波行動は、以下のように予定されているそうです。
今後の薬害根絶のためにも、ぜひ参加して、支援していきましょう。

【第2波行動の予定】

3月8日(火)
 12時~13時 アストラゼネカ大阪本社前での宣伝行動
 *集合場所 JR大阪駅スカイタワー方面JR地下通路を上がったところ

3月9日(水)
 12時~13時    首相官邸前行動
 14時~15時30分 院内報告集会
    *衆院第1議員会館内 国際会議場
 16時30分~17時30分 アストラゼネカ東京支社前行動の支援

3月10日(木)
 9日昼までに詳細を決定して提起の予定


【その後の予定】

3月16日(水)
 12時~13時 衆議院第二議員会館前アピール行動

★3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の影響により中止するとのことです。
3月23日(水)
 15時~ 薬害イレッサ東京判決言渡し期日
   *東京地方裁判所1階101号法廷
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# by kanen-relay | 2011-03-05 12:00 | 東京から
薬害イレッサ院内集会に参加
本日12時30分から14時までの「薬害イレッサの早期解決を求める院内集会~がん患者の生命の重さを問う」に参加しました。衆議院第2議院会館多目的会議室には、多数の関係者や支援者が集まり、熱気あふれていました(主催者発表によると150名だそうです。)。

薬害肝炎原告団・弁護団は、薬害イレッサ問題は自分たちの問題でもあるという意気込みで支援していますので、私たちの仲間もたくさん出席していました。

まずは、遺族原告である近澤さんから、あいさつがありました。
「大阪判決では国の不十分な対応が指摘されたので、アストラゼネカ社だけではなく、国に対しても勝っていると思っている。国に対する勝利を確かなものにしていくために、皆さんの力をもらいたい。」
これからも頑張って活動していきたいという力強い言葉でした。

薬害イレッサ弁護団の弁護士による判決説明の後、国会議員の先生方から発言がありました。出席して発言された議員は、民主党・共産党・社民党・みんなの党・公明党の総勢20名以上。
議員からは、口々に、大阪判決は「必ずしも万全の規制権限の行使であったとは言い難い」と言っている、厚生労働省が医療系学会の声明文の下書きを渡していたのは問題、イレッサ問題の解決のために一緒に頑張りたい、しっかりと取り組んでいただきたい、という発言がありました。

支援団体である全国薬害被害者団体連絡協議会の花井十伍さんからは、イレッサ問題は「弱い患者を食い物にするビジネスモデルを許すのか許さないかの問題だ」という鋭い鋭い指摘がありました。

そして、我らが薬害肝炎原告団代表山口美智子さんの応援のメッセージです。
 「薬害肝炎原告団は、肝炎患者全員の救済と薬害根絶の2つの目標を求めてきました。薬害肝炎の基本合意書にも、『薬害ないし医薬品による健康被害の再発防止に最善、最大の努力を行う』と書いてあります。そして、薬害肝炎の検証会議では2年にわたる議論がなされて、最終提言が出されました。
 最終提言でも添付文書の見直しは、中心的な課題とされています。この添付文書が問題となっているのが、薬害イレッサ事件です。添付文書について国の責任が果たされなかった、この判決の指摘は、最終提言の指摘と同じ指摘です。やるべき薬事行政をしなかったということです。
 薬害イレッサ問題は、薬害肝炎の問題であり、薬害被害者全員の問題でもあります。だから、今日は、多くの薬害被害者たちが結集しました。薬害肝炎事件を理解していただいた国会議員の先生であれば、イレッサ問題も理解していただいていると思います。
 私たちは、イレッサ問題の早期解決のために、国会集中審議と与野党協議を早期に実施することを求めます。」

最後の方には、薬害イレッサの原告からのお話がありました。
ある匿名原告は、「がん患者が治療を選択できるのか、できないのかの事件です」と表現されました。
また、ほかの匿名原告は、「安心して飲める薬を作ってほしい。安心して飲める薬を認めてほしい。安心して薬が飲めるようになり、病気の治療に専念できるようにしてほしい。そういう思いで裁判を起こしました。」と訴えておられました。

与党議員もふくめ多数の国会議員が参加され、イレッサ原告、薬害被害者たちの声を聞いたのですから、ぜひとも、所属政党や国会に持ち帰り、イレッサ問題の早期解決のために国会議員として果たすべき役割を果たしていただきたいと、節に思った集会でした。

その後、16時10分から17時00分まで、東京駅日本橋口すぐのアストラゼネカ東京支社前で、60名ほどの原弁支により宣伝行動が行われました。薬害肝炎原告団・弁護団からも20名弱が参加し、寒風の中、一緒にビラ配りにがんばりました。
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# by kanen-relay | 2011-03-02 19:00 | 東京から
2日目の報告と明日の行動予定
薬害肝炎全国原告団・弁護団は、薬害イレッサ原告団・弁護団とともに、本日昼までに、全国会議員に、薬害イレッサの判決報告と今後の国会審議の中でこの問題を取り上げてもらうことを要請しました。

また、3月3日14時から、衆議院第2議院会館第3会議室にて、「薬害イレッサ問題の解決をめざす民主党議員の会」の会合が行われることになりました。

私たちは、明日も薬害イレッサ大阪訴訟判決後行動(3日目)を引き続き行います。
明日の行動予定は、次のとおりです。

9時45分 衆議院第2議員会館ロビー集合
10時~12時 国会議員要請
12時30分~14時 院内集会 衆議院第2議員会館 1階多目的会議室
15時30分~ 住友化学(アストラゼネカ日本法人の株主)への要請(予定)
16時30分~ アストラゼネカへの要請(予定)

*住友化学への要請は中止され、アストラゼネカ東京支社申入書提出は行われました。また、16時10分~17時には、アストラゼネカ東京支社前宣伝行動も行われました。
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# by kanen-relay | 2011-03-01 19:00 | 東京から
薬害イレッサ訴訟大阪判決後行動2日目
薬害肝炎全国原告団・弁護団は、本日も、薬害イレッサ訴訟大阪判決後行動を行っています。
 10時~12時 参議院の議員要請
 12時~13時 議員会館前アピール行動
 14時~17時 国会議員要請行動

───────────────────────────

          薬害イレッサ訴訟について

                         2011年2月28日
                         薬害肝炎全国原告団・弁護団

添付文書の薬事法上の位置づけと行政の責任の明確化を! 

・薬害肝炎検証・再発防止委員会最終提言の指摘(p51)
「添付文書は、薬事法上作成が義務付けられた、製薬企業が最新の知見を医療現場に情報伝達する最も基本的で重要な文書であることから、欧米の制度も参考に、承認の対象とするなど承認時の位置付けを見直し、公的な文書として行政の責任を明確にするとともに、製薬企業に対する指導の在り方について検討すべきである。」

・薬害イレッサ訴訟大阪地裁判決(第5分冊p157)
  添付文書が、薬事法上、
  ①承認審査資料とされていないこと、
  ②記載内容が承認審査の対象とされていないこと、
  ③厚生労働大臣が行政指導をすべき要件が具体的に定められていないこと
  などを挙げて、厚生労働大臣が添付文書の記載内容について行政指導を行うべき時期、内容、程度等は厚生労働大臣の自由裁量にゆだねられているとした。
     ↓
  最終提言が指摘した問題点が現実化
  行政が責任を持って添付文書の記載内容の適正を確保する体制がとられなければ、薬害の再発を防ぐことはできない!

●厚労省による日本医学会会長声明「下書き」提供問題の徹底解明を!

・日本医学会会長声明「下書き」提供問題
  ①厚労省が、日本医学会高久会長に対し、薬害イレッサ訴訟の和解勧告を批判する声明の発表を依頼し、声明文案を提供(2月24日毎日朝刊ほか)
  ②日本肺癌学会に対しても、メールで声明の発表を依頼(2月26日読売朝刊)
  ③1月24日に複数の学会が一斉に和解勧告批判の声明を発表、同日アストラゼネカ社が和解拒否を表明・・・示し合わせたかのような動き

・薬害肝炎事件における日本産科婦人科学会意見書
  1987年当時、ミドリ十字の依頼を受けた専門医が中心となって、フィブリノゲン製剤の使用継続を求める日本産科婦人科学会の意見書を作成、提出
    ↓
  学会と企業・行政との不健全な結びつき(癒着)が、薬事行政をゆがめている懸念
  日本医学会会長だけではなく、他の学会等による声明発表の経緯についても、徹底的な解明が必要
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# by kanen-relay | 2011-03-01 12:00 | 東京から
薬害イレッサ訴訟と薬害再発防止に関する声明と要請
                         2011(平成23)年2月28日

薬害イレッサ訴訟と薬害再発防止に関する声明と要請

         薬害肝炎全国原告団 代表 山 口 美智子
         薬害肝炎全国弁護団 代表 鈴 木 利 廣

 薬害肝炎全国原告団・弁護団は、2002(平成14)年10月の提訴以来、加害責任の明確化と、薬害の再発防止を求めてきました。
このことは、2008(平成20)年1月の国との基本合意書にも盛り込まれ、国は「命の尊さを再認識し、薬害ないし医薬品による健康被害の再発防止に最善、最大の努力を行うこと」を確約しました。
これを受けて厚生労働省に設置された「薬害肝炎事件の検証及び再発防止のための医薬品行政のあり方検討委員会」は、2年間で23回の議論を重ね、2010(平成22)年4月、厚生労働大臣に「薬害再発防止のための医薬品行政等の見直しについて(最終提言)」を提出しました。

 最終提言では、「添付文書は、薬事法上作成が義務付けられた、製薬企業が最新の知見を医療現場に情報伝達する最も基本的で重要な文書である」として、添付文書の承認時の位置付けや行政の責任を明確にするよう、その見直しが提言されています。

このような状況の下、今般、大阪地方裁判所は、薬害イレッサ訴訟において、アストラゼネカ社のイレッサの添付文書の記載に、製造物責任法上の指示・警告上の欠陥があるとして、アストラゼネカ社の責任を認める判決を言い渡しました。

 他方で、大阪地裁判決は、厚生労働大臣の添付文書に関する規制権限行使は必ずしも万全ではなかったが、その許容される限度を逸脱して著しく合理性を欠くということはできないとして、国の責任を否定しました。

 しかし、添付文書は、医薬品の安全確保などの目的で、薬事法上、製薬会社に作成が義務付けられているものであり、国は、承認申請時に添付文書案の提出を受けて審査を行っています。
添付文書の記載が「製造物責任法上の指示・警告上の欠陥」にあたるのであれば、厚生労働大臣には、承認時において、製薬会社に対し添付文書を適切に記載させるべき義務があるはずです。
このことは、薬事法上の国の安全確保責任から当然であり、薬事法上、添付文書の承認時の位置付けや行政の責任が不明確であることをもって、厚生労働大臣が免責されるのは明らかに不当です。

 このように、国には、添付文書による適切な警告表示によって薬害の発生を防止すべき責任があるのであり、イレッサの添付文書に指示・警告上の欠陥を認めた大阪地裁判決は、国がその責任を果たさなかったことを示したものであると考えます。

 薬害肝炎全国原告団・弁護団は、国に対し、上記責任に基づき、添付文書の薬事法上の位置付けや行政の責任の明確化を求めるとともに、薬害イレッサ訴訟の早期全面解決を求めます。

 また、薬害肝炎全国原告団・弁護団は、各国会議員に対し、「薬害イレッサ訴訟と薬害再発防止」に関する国会審議と、薬害イレッサ訴訟の早期全面解決に向けた与野党協議の実施を要請します。

以上
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# by kanen-relay | 2011-02-28 12:00 | 薬害肝炎資料室
薬害イレッサ大阪判決後行動
2月25日に、薬害イレッサ西日本訴訟で判決が言い渡されました。
アストラゼネカ社の責任を認定する一方、国の法的責任を否定しています。

2月28日~3月2日まで、薬害肝炎全国原告団・弁護団は、イレッサ原告団・弁護団とともに、イレッサ大阪判決後行動を行います。
行動日程は、次のとおりです。

●2月28日
13時~14時 判決説明会 ※10分前に1階ロビー集合
<場所>衆議院第2議員会館地下1階第3会議室
  地下鉄丸ノ内線・千代田線「国会議事堂前」駅
  地下鉄有楽町線・南北線・半蔵門線「永田町」駅
  http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kokkaimap.htm

14時~17時 国会議員要請行動
 <場所>衆議院第1・第2議員会館、参議院会館など

●3月1日
12時~13時 議員会館前アピール行動
 <場所>衆議院第2議員会館前

14時~17時 国会議員要請行動
 <場所>衆議院第1・第2議員会館、参議院会館など

●3月2日
12時30分~14時 院内報告集会 ※10分前に1階ロビー集合
 <場所>衆議院第2議員会館1階 多目的会議室

14時~17時 国会議員要請行動
 <場所>衆議院第1・第2議員会館、参議院会館など

14時30分 菅直人総理大臣へ全面解決のための協議申入れ
 <場所>未定

活動に関する詳細については、薬害肝炎弁護団事務局までお問い合わせ下さい。
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# by kanen-relay | 2011-02-27 00:00 | 東京から
薬害イレッサ訴訟についての声明
      薬害イレッサ訴訟についての声明

                        2011年1月23日
           薬害肝炎全国原告団代表 山口美智子
           薬害肝炎全国弁護団代表 鈴木 利廣

 私たちは、薬害イレッサ訴訟が薬害防止・がん患者の権利確立・抗がん剤副作用被害救済制度創設をめざした、医薬品の安全性確立にとって極めて重要な政策形成訴訟であると認識しています。

 同訴訟について、本年1月7日付大阪地裁及び東京地裁の両和解勧告所見は、医薬品の安全性確立にとって極めて重要な、医薬品の添付文書についての製薬企業及び厚生労働省の責任について言及したもので、これらの考え方を私たちは支持いたします。

 そして、この和解勧告所見に基づき本訴訟を和解手続によって迅速に解決することが、医薬品の安全性向上を目的とした医薬品行政の見直しにとって急務の課題であると考えます。

 すなわち、国及びアストラゼネカ社が、和解による早期解決を拒否することは、医薬品の安全性確立を先延ばしにすることであり、許されないことです。

 薬害肝炎事件の反省に基づき、現在医薬品行政の見直しを推進している現政権・厚生労働省が、薬害イレッサ訴訟の和解解決を拒否するようなことになれば、私たち薬害肝炎全国原告団、弁護団も、政府と闘う決意であることを、ここに表明いたします。
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# by kanen-relay | 2011-01-23 12:00 | 東京から
B型肝炎訴訟についての声明
            B型肝炎訴訟についての声明

                        2011年1月23日
              薬害肝炎全国原告団代表 山口美智子
              薬害肝炎全国弁護団代表 鈴木 利廣

 今般、B型肝炎全国原告団は札幌地方裁判所の提示したB型肝炎訴訟の和解所見を基本的に受け入れる旨の方針を表明しました。
 当原告団・弁護団は、予防接種によるB型肝炎被害の和解実現と早期全面解決にむけて、同原告団の支援を表明します。
 また、今後も、同原告団とともに、全てのウイルス肝炎患者が安心して暮らせる社会づくりに取り組んでいきます。

以上
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# by kanen-relay | 2011-01-23 00:00 | 薬害肝炎資料室
支援者の江川さんのブログ
薬害肝炎問題をずっと支援下さっている江川さんがブログを作りました。
今後の薬害肝炎やB型肝炎の活動についても、掲載されているようです。

笑顔の江川
http://blog.goo.ne.jp/egawa_moritoshi
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# by kanen-relay | 2010-05-22 12:00 | リンク
肝炎対策基本法(全文)
(平成二十一年十二月四日法律第九十七号)

 前文
  今日、我が国には、肝炎ウイルスに感染し、あるいは肝炎に罹患した者が多数存在し、肝炎が国内最大の感染症となっている。
 肝炎は、適切な治療を行わないまま放置すると慢性化し、肝硬変、肝がんといったより重篤な疾病に進行するおそれがあることから、これらの者にとって、将来への不安は計り知れないものがある。
 戦後の医療の進歩、医学的知見の積重ね、科学技術の進展により、肝炎の克服に向けた道筋が開かれてきたが、他方で、現在においても、早期発見や医療へのアクセスにはいまだ解決すべき課題が多く、さらには、肝炎ウイルスや肝炎に対する正しい理解が、国民すべてに定着しているとは言えない。
 B型肝炎及びC型肝炎に係るウイルスへの感染については、国の責めに帰すべき事由によりもたらされ、又はその原因が解明されていなかったことによりもたらされたものがある。特定の血液凝固因子製剤にC型肝炎ウイルスが混入することによって不特定多数の者に感染被害を出した薬害肝炎事件では、感染被害者の方々に甚大な被害が生じ、その被害の拡大を防止し得なかったことについて国が責任を認め、集団予防接種の際の注射器の連続使用によってB型肝炎ウイルスの感染被害を出した予防接種禍事件では、最終の司法判断において国の責任が確定している。
 このような現状において、肝炎ウイルスの感染者及び肝炎患者の人権を尊重しつつ、これらの者に対する良質かつ適切な医療の提供を確保するなど、肝炎の克服に向けた取組を一層進めていくことが求められている。
 ここに、肝炎対策に係る施策について、その基本理念を明らかにするとともに、これを総合的に推進するため、この法律を制定する。

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# by kanen-relay | 2010-03-03 01:00 | 肝炎患者支援法とは?
衆議院厚生労働委員会決議(平成21年11月26日)
肝炎対策の推進に関する件

 政府は、肝炎対策基本法の施行及び今後の肝炎対策の実施に当たり、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。

一 感染症法前文の趣旨にかんがみ、国内最大の感染症である肝炎についての個別の対策法たる本法施行に当たっては、肝炎患者等であることを理由に差別されないよう、人権尊重に最大限の配慮を行うこと。

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# by kanen-relay | 2010-03-03 00:10 | 肝炎患者支援法とは?
薬害肝炎に関する相談窓口
 C型肝炎に感染したと診断されており、その原因として血液製剤の使用が疑われるときには、薬害肝炎東京弁護団事務局まで、お電話下さい。

薬害肝炎東京弁護団・事務局
  時間     平日(月~金) 午前10時~午後4時
  電話番号  03-5698-8592


 なお、弁護団では、医療の内容や治療に関するご相談は応じかねます ので、ご了承いただきますようお願い申し上げます。

 電話がつながりにくい場合は、ご氏名(フルネーム)、ご連絡先(電話番号)を明記の上、以下のFAX番号までファクシミリして下さいますようお願いいたします。弁護団から、近日のうちにお電話をいたします。

   FAX番号  03-3986-9018

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# by kanen-relay | 2010-03-03 00:00 | 弁護団の連絡先
肝炎対策基本法の内容
昨日11月30日に成立した肝炎対策基本法の内容(法律、要綱)については、衆議院のホームページで見ることができます。
この法律案の内容のままで、参議院でも可決されています。

法律案  要綱 


 
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# by kanen-relay | 2009-12-01 20:00 | 肝炎患者支援法キャンペーン
肝炎対策基本法成立についての党首発言
昨日、肝炎対策基本法の成立を受けて、薬害肝炎原告団、患者会、B型肝炎原告団の3団体は、各党の党首の方々と面談しました。

発言の要旨は、以下のとおりです。
なお、PDFファイルでもアップしました。

【民主党】
●鳩山首相
本当に長い間頑張られたことが実を結んだ。しかし、その間多くの方がなくなったのは残念。予算が不十分ならば皆様の期待には応えられない。まだ先は長いが新政権として、命を大事にする政治を実現すべく頑張っていく。

●小沢幹事長
これからの予算付けが重要となる。また、B型肝炎訴訟の解決も重要な課題である。今後とも頑張っていく。

●長妻厚労大臣
これを糧にB・C型肝炎患者の医療費助成をしていかなければならないと考えている。

【自民党】
●谷垣総裁
皆さんの長年の懸念が基本法という形で実ってよかった。基本法ができたことが、未だ未解決の問題(B型肝炎訴訟の解決など)についてのいいきっかけになれば良いと考えている。

●福田元首相
2年前の皆さんの必死の気持ちが伝わった。基本法で一歩前進。おめでとうございます。

●舛添元厚労大臣
未だ第1歩に過ぎない。法案が心残りだったので、成立してほっとした。まだまだやることがたくさんあるので、今後とも努力していきたい。二度と薬害が起きないように一緒に頑張っていきたい。

【公明党】
●山口代表
前政権中、そして政権交代後も成立に向けて努力してきた。これからの実施の面も含めてお手伝いしていきたい。

●赤松議員
B型肝炎の早期解決の問題も受け止めて今後もしっかりやっていく。

【共産党】
●志位委員長
皆さんの勇気ある戦いが背中を押してくれた。薬害の問題にとどめず、350万人の救済のために声を上げていく。これから、以下の3つの大きな問題がある。
①法15条の患者の経済的負担の軽減の具体化インターフェロン治療費の無料化はもちろん、抗ウィルス薬や強ミノなどについても、予算を付けていく。②法19条の肝炎対策協議会について、その委員構成や内容等について。③B型肝炎訴訟の早期解決。

【社民党】
●福島党首
一緒に頑張ってきた友達という感じをしている。患者の人達が苦労するのはおかしいと思っていた。本当にお疲れ様。基本法が成立した後のフォローをしっかりやらせて頂きたい。特に、予算措置、きめ細かいフォローを内閣の中でも、個人としても、党首としても、議員としても頑張っていきたい。

【新党日本】
●田中党首
一番恐ろしいのは、基本法ができてそれで終わりになること。そうならないように今後も協力していく。
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# by kanen-relay | 2009-12-01 10:00 | 肝炎患者支援法キャンペーン
【声明】肝炎対策基本法成立に際して
本日10時22分、肝炎対策基本法が参議院で可決されました。
賛成154、反対0です(自民・公明党は欠席)。

* * * * * * * * * * * *

肝炎対策基本法成立に際しての声明
  
薬害肝炎全国原告団代表 山口美智子


 11月26日の衆議院可決を経て、本日30日参議院にて全会一致で可決し、肝炎対策基本法が制定しました。2年越し3度目の国会で、ようやく肝炎問題全面解決への大黒柱が立ちました。

 2002年10月の薬害肝炎訴訟の初提訴以来、5年の闘いを経て昨年1月の薬害肝炎救済特別措置法が制定しました。その際、薬害肝炎原告団は、やっと全面解決への土台ができただけなので早急に350万人の患者に対する支援策の実現をと、当時の福田首相や舛添厚労相に訴えました。全ての政党も超党派でウィルス性肝炎患者の支援策の実現に向けてさらに取り組むと約束してくださいました。

 ところが、国会も世論も、まるで肝炎問題は完結したかのような風潮でした。それからの1年半、薬害肝炎原告団は、あらゆる場で「肝炎問題は終わっていません」と言い続け、また肝炎患者3団体(日肝協、B型肝炎訴訟原告団、薬害肝炎原告団)が連帯し「もう待てない 350万人のいのち」のスローガンのもと、集会や街頭での全国キャンペーンを展開してきました。約28万筆の署名が集まり、国会に請願もしました。

 しかしながら、不安定な政局に振り回され、与野党から提出されていた2つの法案も廃案になってしまったのです。またもや肝炎患者の命が置き去りにされてしまったと、会期末ぎりぎりまで諦めずに活動してきた薬害肝炎原告団は打ちひしがれました。それは、この間、薬害肝炎原告団の元原告等が治療を開始し、強い副作用をおして国会要請活動を重ねてきたからです。私自身、「今こそ勝負の頑張り時」と何度呼びかけてきたことでしょうか。

 その後政権交代しての臨時国会では、政治の責任を果たして頂けると静観の体勢でいたのですが、国会召集となっても、肝炎法案は上程されないままでした。やはり当事者である患者自らが動かなければ何も進まない現状を改めて思い知らされ、薬害肝炎原告団は国会要請行動を重ねました。

 その結果、まったなしの肝炎患者の状況を理解していただいた超党派の国会議員の方々のご尽力により、ようやく今日という日を迎えることができました。
 薬害肝炎原告団の最終目標である「ウィルス性肝炎患者が安心して治療に専念できる恒久対策」実現への大きな一歩を踏み出したことは確かです。

 全面解決への「大黒柱」ができたからには、予算措置という「梁」ができてこそ、しっかりとした肝炎患者救済につながります。「命を大切にする政治」が「命を救済する予算措置」を実現してこそ、政権交代の意味があるのです。

 さあ、次なる闘いの先頭に立たれるB型肝炎訴訟原告団へ、薬害肝炎原告団から本日バトンを渡します。

 そしてこれまで私たち薬害肝炎原告団を支えていただき、共に闘っていただいた皆さまに対して心より感謝申し上げます。
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# by kanen-relay | 2009-11-30 11:00 | 肝炎患者支援法キャンペーン