薬害肝炎は、血液製剤によるC型肝炎の感染被害です。肝炎患者の検査・治療・研究体制の充実を目指して活動しています。当ブログでは原告・弁護士たちから情報発信していきます。
by kanen-relay
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
カテゴリ
お知らせなど
このブログは、薬害肝炎東京弁護団の弁護士が管理しています。

● 東京弁護団は、関東甲信越、北海道、静岡の一部を主に担当しています。
 弁護団員には、群馬、神奈川、千葉、静岡、北海道の弁護士もおりますので、弁護団事務局までご相談下さい。

● 2008~09年度に厚生労働省で薬害肝炎に関する検討会・委員会が行われています。

厚生労働省HPの
 「薬害肝炎事件の検証及び再発防止のための医薬品行政のあり方検討委員会」
 「フィブリノゲン製剤投与後の418例の肝炎等発症患者の症状等に関する調査検討会」
の部分をご覧下さい。

● 2008(平成20)年1月11日、第168回国会にて薬害肝炎救済法案が成立し、同月15日、薬害肝炎全国原告団は、国と基本合意を結びました。
 また、2009(平成21年)11月30日に、肝炎対策基本法が成立しました。
 これまでのご支援、誠に有難うございました。

 今後は、基本法の趣旨を踏まえ、350万人の肝炎患者のための検査・治療・研究体制がより充実されるよう、活動していきます。

B型肝炎の方へ
 集団予防接種によるB型肝炎感染被害の疑いがある方は、当弁護団ではなく、B型肝炎訴訟弁護団にご相談下さい。
B型肝炎訴訟弁護団
http://www.b-kan-sosho.jp/
全国B型肝炎九州訴訟弁護団
http://www.hbvq.info/

薬害肝炎弁護団リンク
薬害肝炎全国弁護団HP
薬害肝炎九州弁護団HP
九州弁護団事務局長ブログ
薬害肝炎弁護団神奈川支部HP


タグ:418 リスト ( 16 ) タグの人気記事
切り捨ては許しません
11月22日緊急抗議行動・緊急集会 in 大阪
■■■ 切り捨ては許しません
■■ 薬害肝炎の全面解決のために


集合日時:平成19年11月22日16時30分
集合場所:中之島公会堂

詳細は・・・
[PR]
by kanen-relay | 2007-11-22 16:30 | 大阪から
11月22日に緊急集会!
d0081819_1131461.jpg

[PR]
by kanen-relay | 2007-11-18 00:00 | 大阪から
418人の命のリストについて思う事
隠されていた418人の命のリストの事を知った時、私は改めて、官僚の無責任さに茫然とする思いでした。

418人にとって、放置された5年間は、どれ程大切な時間だったか、日々病気の進行を実感している私達C型肝炎患者は、身を持って感じることができるのです。・・・それは死へつながる事なのです。

10月初旬に、私は、東京原告8番さんと“独立法人・医薬品医療機器総合機構”の新人研修会に行きました。この機構が、医薬品の審査や副作用被害救済などに関わっている所と聞き、自分の被害について有りのままを聞いてもらいたいと思い、何日間か一生懸命に考え、話させてもらいました。その時、一番前の席で一番熱心に聞いていたのが宮島彰理事長でした。

テレビの報道で、彼の顔を見、彼が418人のリストは患者に告知する為に作成したものではないと、平然と言っているのを聞いて、8番さんと同じく愕然としました。

何もかも承知で、私達原告の訴えを聞いていたんですね・・・。

私達の訴えの前に、“夢をかえして”という薬害C型肝炎のビデオで、東京原告13番さんの亡くなられる直前の心からの叫びを聞いている筈です。

私は数日前、厚生という言葉を辞書で調べてみました。

厚生とは“健康を増進し、生活を豊かにする事”と書いて有りました。

つまり、厚生労働省とは、“国民の健康を増進し、生活を豊かにする為の役所”と言うことです。でも、私達は全く逆の仕打ちを受け、長い年月放置されて来ました。

この国の厚生労働省が、一日も早く非を認め、本来の仕事をする事を祈るばかりです。

(東京原告17番)

[PR]
by kanen-relay | 2007-11-02 00:00 | 東京から
薬害肝炎 418 リスト問題~原告たちの思い 第2弾
d0081819_11362858.jpg

 あの418名のリストを発表すれば、患者はパニックを起こすとの言い分は、患者より国の対面が大事、人の命の尊厳をどのように受け止めているのでしょうか。そして企業はこの薬をより長く売り続けたいと利益優先する体質は、エイズの時と同じではありませんか。国の隠ぺい工作には怒りとくやしさで胸が一杯になります。患者の命のリストを当時の局長は覚えていないとは信じられません。人間性を失っているとしか考えられません。
(東京原告9番)


 やっぱりか。。。
 国、製薬企業は本当に信用できない。
 当時の国の担当者は「そのリストは記憶に無い」、「当時、やるべきことはやった」「医療機関を通じて患者に伝えているはずだ」と発言している。製薬企業は「医療機関を公表して検査を呼びかけた」から対応に問題は無かったと発言している。
 ふざけないで欲しい。 
 国民の命と健康を守る厚労省と病気を治す薬を製造している企業が、このような考え・対応で問題ないと考えていたら、いつまでたっても薬害は無くならないではないか。
 今までの薬害で何を反省し、何を学んできたのか。
 先日、舛添大臣は「投与された人は全員危険がある」「投与された人全員に早く告知する」「ウイルスを打たれているのと同じ」と発言していた。やっと大臣に、私達の気持ちや思いが伝わってきているのだと感じています。
 早く反省し、この問題を解決してください。そして謝ってください。
(東京原告21番)


 厚労省、製薬会社が本来やるべき事をやらずに利益と保身ばかり。薬害は起こるべきしておきたんですね…人の命をなんだと思っているのか!命を紙切れ一枚にしか考えていない。本当にもう二度と日本から薬害をなくして欲しい!!今私の心は哀しみで一杯です。
(東京原告24番)


 先日来から毎日トップニュースになっている418名リスト。いったい日本の国のお役人さん達はどういう気持ちで倉庫に隠していたのでしょうか。20年以上も前のことなので、カルテがなかったり、その時の状況で投薬証明を作ってもらったり、本当に苦労しています。それなのに厚労省のトップの人たちは何を考えているのでしょうか。本当にこんな無責任な人たちに任せていいのでしょうか?
(東京原告25番)


 「62年(1987年)当時、お医者さんの中には危険だとわかっていて、その報告も上がっていました」との舛添大臣の言葉を聞いた時、愕然とし、その後、悲しみを伴う憤りを感じました。20年前、産婦人科退院の時、「1ヶ月の間に何かあったらすぐに来て下さい」。この意味をやっと理解できました。今となっては、病気にしてしまったすべての人に、誠実に考え得る最善のことをもって償って欲しいと思います。悔しいです!!
(東京原告26番)


 テレビの映像を見て一番言いたい事は、もう心のこもってない謝罪は要らない。私達の今までの肉体的、精神的な苦しみ、辛さを今貴方の身に置き換えた時に今までの様な言い訳が出来ますか?
 既に亡くなられた方々もいます。
 志し半ばで逝ってしまった方々の無念さ、一人一人の人生を考えた時に貴達の罪は本当に重いと思います。私達を元の健康な体に戻して欲しい…、そう願っても届かない夢。虚しくなるばかりです。
 そこで、国や製薬会社に言いたい事は未来のある子供達がこの先安心して暮らせる日本であってほしい。医療の安全に十分に気をつけて、私達原告のこの苦しみ悲しみが無駄に終わらないでほしいと幾重にも、幾重にもお願いします。
(東京原告31番)


なりたくてなった病気ではありません。
 私は19年前血液製剤を投与され肝炎という病気になりました。その為私達原告は沢山のものも失いました。国と厚生労働省の怠慢さは許せません。同じ過ちを2度も繰り返し生命をどう思っているのか。もう1度生命の根元を考えてほしいと思います。
(東京原告34番)


 20年前の出産時、輸血とともにフィブリノゲン製剤を投与されてC型肝炎に感染し、それ以来、肝炎に苦しんでいます。出産の喜びと同時に死の恐怖と闘う毎日です。危険性を知りながら何の手立てもせず人の命を軽視した国、厚生労働省、製薬会社を許せません。善悪のつかない人間がそういう仕事に携わるのはおかしい。同じ目に合わせたい。実情が報道されるにつれますます憤りを感じます。今すぐ私たちの前で謝罪と今後の和解を早急にして下さい。
(東京原告37番)


 私たち原告団は只の難病患者ではない。大きなリスクも知らされず選ぶ権利も無く汚れた製剤を使用され少なくとも私には効かなかった。
 なのにほぼ100%の大きなリスクを背負う事になり20数年間常に不安と痛みの中家族をも巻き込んで励まされながらどうにか生きてきた。
 フィブリノゲンのことを知り、それにかかわる人たちの態度を見ると怒りを通り越して涙が出てくる。自分たちの欲や保身の為にこんなに多くの人たちを犠牲にして平気な顔をしていられるものだ。人の不幸の上に己の幸せなど絶対にありえない。恥を知りなさい。
(東京原告41番)

[PR]
by kanen-relay | 2007-11-01 12:00 | 東京から
418人の命のリスト と 宮島彰理事長
 最近、夜のニュース番組を見ているとよく薬害肝炎の4文字を見るようになりました。418人の命のリストの問題が追求されればされるほど、官僚の態度が見えてきます。

 個人的な出来事としても、たまたま官僚の態度を伺える機会がありました。

 10月初旬のある日の午後。私と東京原告17番さんで、財団法人 医薬品医療機器機構(以下、機構と略します)の新人研修会に行きました。

 新人研修会の時間をお借りして、私たち薬害肝炎原告団や他の薬害の被害者が薬害の被害についてお話をしました。

 計2時間くらいの講演だったと思います。機構の職員の方々、特に新人の方は熱心に聴いていたように感じました。こういう直接薬の審査に関わっている人に被害を話す機会は少ないので、光栄に思っていました。

 私たちの講演が終わった後、機構の宮島理事長が感想を述べました。

 たしか、「私たちの業務は医薬品の安全性とニーズという非常に難しい判断を強いられる部分がある。…私たちの業務は仕事に追われてしまいがちである側面があるが、こういう被害者の言葉を頭のどこかに入れながら仕事をしていかなければならないと思った。」といった内容だったと思います。

 この日はまだ、418人の命のリストの問題はマスコミに大きく取り上げられる前でした。

 後日、418人の命のリストが大きく報道されるようになり、私はテレビを見て愕然としました…

 それは、2002年に418人の命のリストを製薬企業から報告を受けながらも、該当者に対してなんら対策を取らなかった当時の厚生労働省の担当局長が、機構の宮島理事長だったからです。

 彼は、自ら薬害の被害を増大させたにも関わらず、私たちの前では平然と慰めのような言葉をかけることができるんですね。

 しかも、インタビューでは2002年当時のことは覚えていないの繰り返し…

 ブラウン菅の前で彼を見ると非常に腹立たしい気分になります。

 正直なところ、これが官僚なのかなと思ってしまいました。(もちろん、彼みたいな人ばかりが官僚じゃないと思いたいですが…)

 とにかく、今の厚生労働省の態度を見ているとあきれます。

 本当に早く国には動いてほしいんです。

 そのためにも、このブログを読んでくださった方、薬害肝炎を取り上げた新聞、ニュース番組に意見を投稿する、署名、この問題を周りに広めてもらうことなど、ぜひ行動に出て欲しいと思っています。ご支援よろしくお願いします。

(東京原告8番)

[PR]
by kanen-relay | 2007-10-31 01:00 | 東京から
「命のリスト」に関する意見陳述など
本日10月30日、東京地裁において第2陣の期日が開かれました。

原告40番さんが自ら被害を訴えられました。
 職場で病気のことを話したところ、「同じコップを使うと病気が移る。」などと言われたのです。私は、こんなことを言われて辛い思いをするくらいなら言わないほうがよいと思い、それからは人に病気のことを話さなくなりました。

 (インターフェロン)治療の副作用は辛いものでした。治療中は食事が喉を通らなくなって6キロも痩せ、38度の発熱に苦しみました。退院後も、微熱と食欲不振が続き、髪の毛もごっそり抜けました。体力もなくなってしまい、通院のために駅へ行ったものの、駅の階段が上がれなかったこともありました。
 (中略)このような辛い思いをして受けた治療でしたが、残念ながら私の体からC型肝炎ウィルスは無くなりませんでした。あれほどの辛さに耐えて頑張ったのに治らなかったことを知ったときは、ショックとか悲しいなどといった言葉では表現しきれない、やりきれない気持ちでした。

 次男の出産の際に肝炎に感染したことを知ると、長男が次男に対して、「お前のせいでお母さんは病気になったんだ。」と言ったことがありました。私は、「違うんだよ。お前のせいじゃないんだよ。」とあわてて言いましたが、子どもが自分のせいだと考えることが一番辛いことです。

   (原告40番さんの意見陳述より引用)



 弁護団の石井麦生弁護士は、命のリスト418問題について、鈴木利廣弁護士は、5地裁判決にみられる国の責任について、意見陳述を行いました。
 弁護団の意見陳述書をご覧になりたい方は、全文をPDFファイルでアップいたしましたのでここをクリックしてダウンロードして下さい。
 期日の30分前から、東京地裁前でミニ集会を開きました。参議院議員の川田龍平議員がミニ集会にかけつけていただき、法廷も傍聴されました!

d0081819_23122413.jpg

[PR]
by kanen-relay | 2007-10-30 12:00 | 東京から
フィブリノーゲン資料に関する調査PTについての要請書
本日、薬害肝炎原告弁護団は、厚生労働省に対し、以下の要請書を手渡しました。

                              2007年10月29日

厚生労働大臣
舛 添 要 一 殿

「フィブリノーゲン資料に関する調査プロジェクトチーム」についての要請書

                        薬害肝炎全国原告団
                        代表 山口美智子

                        薬害肝炎全国弁護団
                        代表 鈴木 利廣

 薬害肝炎全国原告団・弁護団は、国が、「フィブリノーゲン資料に関する調査プロジェクトチーム」(以下「調査PT」といいます。)を設置したことにつき、その内容については、いまだ不明確な部分が多々ありますので、調査PTのあり方について、以下のとおり要請いたします。
 なお、厚生労働大臣におかれては、以下の要請につき、本年10月31日(水)午後1時までに回答して下さるよう、お願い致します。
 また、薬害肝炎全国原告団・同弁護団は、2007年10月16日付けで厚生労働大臣に対し、「抗議及び緊急要請書」を提出致しておりますが、いまだ正式な回答を頂戴しておりませんので、この点についても早急に回答くださるよう、併せてお願いする次第です。

1 調査過程の可視性・透明性の確保

全文を読む
[PR]
by kanen-relay | 2007-10-29 17:00 | 薬害肝炎資料室
薬害肝炎 418 リスト問題~原告たちの思い
d0081819_22313965.jpg

 20数年前の418名分の命のリストが倉庫から出てきた事は国、厚労省のずさんさの現れで、私達国民の命を何も考えていなかった事が、これではっきり見えたし、腸が怒りで煮えくり返っています。国、製薬会社はいったい何人を見殺しにしたら気が済むのか。親子三代の人生の希望、道をを滅茶苦茶にした事は許されない。少しでも健康で生きる時間がほしい、一刻も早い解決を望む。
(東京原告1番)


 リスト問題を聞いた時、もう怒りを通り越して情けなく思ってしまいました。大切な命がかかっている事なのに…隠していたとしか考えられない。そうまでして守らなければいけない物とは命より大切な物なのでしようか? 国(官僚)は、国民の命を守る責務が有る事を今一度認識しなをし国民の立場に立って物事を考えて欲しいと思います。
(東京原告2番)


 近頃の報道を見ていると、国や製薬会社はお互いに責任をなすりつけているようにしか思えません!人の命を軽視し過ぎで怒りを通り越して、恐ろしさまで感じています。普通に生活している人をウィルスに感染させたこと。そして、その人の人生を滅茶苦茶にした事。こんな恐ろしいことをしても国や製薬会社の人たちは非を認めないんですか…
(東京原告3番)


 今回の一連のリスト問題については、なんだか聞いた時に「あぁやっぱりな」と思いました。私は裁判が開始される前に当時三菱ウェルファーマに要望書を提出に行きました。資料があるなら出してください、というお願いです。
 その時、色々と言葉を濁していたのを今も忘れていません。当時はとても腹が立ったのは憶えています。
 そして、厚生労働省。何度も何度も同じ事を繰り返して。。。。。教訓を生かすという言葉を知らない、悲しい人たちですね。
 私は、怒り、というのを通り越してしまいました。なんなんでしょうね?この国というものは。
 もちろん怒りを通り越したからといっても、許しているわけではないですが。
 ただ、あきれるばかりで。
(東京原告5番)


ふざけんな厚生労働省!!!
 自分自身も病気で、C型慢性肝炎だし、抑うつ神経症だし、家族も障害を持っているので福祉のお世話になっているので、国民の「健康」と「福祉」を預かる中央省庁にこんなことは言いたくありません。
 でも、言います。ふざけんなと。
 おまえらは、「あなたの血液は、ウィルスで汚染されていますね。」と医者から言われた俺の気持ちがわかるか。
 そして、現在、身体が悪くなった両親に頭を下げながら治療費を捻出してもらっている27歳の俺の気持ちがわかるか。就職試験を受けても、絶対に健康診断でひっかかって精密検査をやらされる俺のむなしさがわかるか。
 お前らは、しらを切り続ければ何もなくて済むと思っていたし、思っているかもしれないが、俺はこんなに苦しんでいるんだ。そして、俺の大切な仲間である原告は、大好きで大好きでたまらない母親をC型肝がんで失っているのだ。ばかやろう。
 絶対おまえらはわかっていたし、隠していた。それは間違いない。
 それが官僚のやり方なのかもしれない。
 くだらないとお前らが思っていた事務書類みたいなもので、こんなに傷つく人たちがいっぱいいるんだよ。
(東京原告11番)


 亡姉はいま、(私はおこっている。わたしはこんな風になりたくはなかった。私は生きていたかったのに・・・)と。すごくきびしい顔をして・・。
 本当はチャプリンが好きで、第九を真剣に歌い、マーラーやショパン、歌謡曲どの音楽にも心を通わせ、楽しそうに子供と熱いお茶を片手に団欒をしていた人なのに。哀しそうに無言の怒りを投げかけています。
 この思いを子供たちも私たち姉妹も体一杯に痛いほど感じているこのごろです。 思いを通じさせる為、やらなければ・・・。
(東京原告13番の上姉・妹・子供たち)


怒り
 厚労省の官僚は当時の資料を見つけるのに2日か3日不眠不休をして精一杯がんばったといいます。私達の20年以上の苦しみに比べたら「そんなもん」と言う感じです。もうこれ以上の精神的な不眠不休から、私達を休ませてください。
(東京原告・浅倉美津子)


 国民がこんなに苦しんでいるのに418人のリストが出てこなかったら、ずーっと、国・厚生労働省は悪くないと言わんばかりに謝罪せずにしらん顔をしていたでしょう。国・厚生労働省・製薬会社が悪くなければ誰が悪いのか教えてほしい。自分がかってにこんなたいへんな病気になったとでも言うのか!ゆるせない!私には時間が残されていない!早く謝罪してほしい。
(東京原告・平井要)

[PR]
by kanen-relay | 2007-10-28 12:00 | 東京から
参議院厚生労働委員会を傍聴して
 10月13日(日)全国原弁会議から2週間。この2週間で薬害肝炎に対するマスコミ報道が激変したと思います。418リスト(命のリスト)問題が国会で取り上げられたからです。

 10月24日(水)の衆議院厚生労働委員会については「論戦がほぼ薬害肝炎一色になった」と報じられました。
 そして、10月25日(木)午前9時から、原弁支17名で民主党が与党となった参議院厚生労働委員会を傍聴しました。筆記具とメモ帳以外はすべて院内のロッカーにしまい、金属探知機のゲートをくぐり、配られた赤いリボンを左胸につけ進みました。このあたりまでは、みんな和やかに談笑しながらでしたが、一歩委員会室に入ると「一言も聞き逃さないぞ!!」とみんなの顔が厳しい表情に変わりました。

 民主党の家西議員は、自らの薬害HIV訴訟での経験を基に、厚労省の隠ぺい体質と厚労省が「国民の命と健康を守る」という職務を果たしていない事など、当時と全く変わっていないことを述べられました。フィブリノーゲンがフィブリノゲンとたった-(ハイフン)がなくなっただけで、医薬品再評価を逃れ、新薬として認められた事実を具体的に聞いた舛添大臣は、どう感じたのだろうか。こんな事が許されている厚労省の体質と製薬企業との癒着を本気で失さなければいけないと思っただろうか。

 2002年当時、医薬安全対策課長だった黒川達夫審議官は、リストについて問われた時、「リストに関して認識はなかった」「リストには関わっていない」と答えました。厚労省の役人はどこまで命の大切さを軽視するのか。「命より守るべきものは一体何なんだ!!」「あなたの息子が、愛する家族が投与されていたら、そんなに平然とした態度でいられますか。」と大きな声で叫びたくなりました。

 委員会で舛添大臣は、「全部、すべて、洗いざらい出します。厚労省の膿を出し切る!!訴訟も年内一括解決に向けて全力を尽す」と発言しました。この言葉が必ず実現するまで、原告として闘います。

 支援の皆様、どうぞこれからも私達原告を支え続けて下さい。よろしくお願い致します。

(九州原告19番の母)

[PR]
by kanen-relay | 2007-10-28 00:00 | 九州から
衆議院厚生労働委員会での追及
 今日、衆議院の厚生労働委員会で肝炎問題の質疑が行われました。約2時間のやりとりをダイジェスト的にお伝えします。

 傍聴席にはテレビカメラがずらりと並び、時折フラッシュが一斉にたかれる状態で審議がはじまりました。

1,菅議員の質問

 まず、民主党の菅直人議員が質問に立ちました。

菅議員は、感染者リストに関して、次々と「新しい事実」が出てきていることを指摘し、厚生労働省が責任を逃れるために事実を隠そうとしているのだと批判しました。そのうえで、リストが提出された当時の担当局長を参考人として招致し、肝炎問題に関する集中審理を行って真実を明らかにすべきだと主張しました。

 また、(1)リストに載っている418名すべての患者について調査し検査の通知を送ること、(2)製剤を投与されたとされる約30万人のすべてについて調査、通知をすべきこと、(3)これらの患者の治療については国と企業が治療費を支出すべきこと、(4)民主党の法案が規定する通り、すべての肝炎患者に対する治療支援を行うことを求めました。

 さらに、厚生労働省がフィブリノゲン製剤の納入医療機関の公表を妨害したこと、20年前に加熱製剤の感染報告を受けていながら感染被害者に対して何らの対策もとっていないこと、フィブリノゲン製剤の名称を変更することで第一次再評価の対象から外したこと等を追及し、これらのことによりさらに被害が拡大したのだと批判しました。

2,山井議員の質問

 次に、民主党の山井和則議員が質問に立ちました。

 山井議員は、大阪原告16番の感染情報が20年も前に報告されていたこと、その間に十分な治療が受けられずに肝硬変となってしまったこと、にもかかわらず訴訟のなかで製剤の投与を認めないとの主張をしていること等をふまえ、原告に対し謝罪するよう求めました。また、「418名のリストは命のリスト。それなのに役人は紙切れ同然に考えている」との原告の言葉を紹介し、早期の全面解決を求めました。

 次に、訴訟中に亡くなった東京原告13番について、子どもの進学を間近控えていたため、経済的理由から2度目の治療を家族に内緒で断ったことなどを紹介し、その気持ちを想像してほしいと述べました。また、この原告の遺族が、感染者リストに入っているのではないかとの問い合わせを行ったことに対し、製薬企業が本人ではないからとの理由で回答を拒否したことを批判。本当のことを知りたいという遺族の当然の願いに答えさせるよう求めました。

 そして、1日あたり120人の患者が亡くなっていること、解決が1ヶ月遅れれば4000人が犠牲になることを強調。原告は命をすり減らして裁判をたたかっており、和解成立の障害になっているのは国であることを指摘し、一刻も早く責任を認め謝罪をすべきではないかと迫りました。

3,高橋議員の質問

 共産党の高橋千鶴子議員も質問に立ち、責任を認めて早期に解決すべきこと、そのうえで原告と面談すべきことなどを求めました。

4,舛添大臣の答弁

  これらの質問に対する舛添大臣の答弁は、
・ 特別調査チームをつくり、1ヶ月を目処に出来るだけ早期に事実関係すべて洗い出す
・ 製剤を投与されたすべての人に早期に告知して1日も早く検査できるようにする
・ 薬害被害者の治療費を製薬企業と国が負担するのは当然と考える
・ 治療の支援策は年内に実現したい
・ 訴訟についても出来るだけ早く全面解決をしたい
というものでした。

 質疑のなかで、感染者数の推計や、第一次再評価の対象から外された経緯などの基本的事実について、厚生労働省の役人が答えられずに立往生する場面が数度見られました。厚生労働省のあまりにもお粗末な対応をみるにつけ、このような有様で本当に国民の生命を守れるのかと空恐ろしい気持ちになりました。

 肝炎患者の命を救うために必要な対策をとる権限はひとり舛添大臣がもっています。大臣には今日の答弁で約束したことを、文字通り一刻も早く実現してもらいたいと心から思います。

(東京弁護団・田中)
[PR]
by kanen-relay | 2007-10-24 23:00 | 東京から